幸せな夢を見させて

小さな笑い声 疲れたあなた

守らなきゃいけないもの沢山あるのに

 


わたし本当にくたびれちゃって

アレもコレも そういえばソレも

全部済まさなきゃいけないんだけど

わたし本当に辛くなっちゃって

 


ごめんね それとありがとう

でもやっぱり ごめんね

 


もう一本 あと一本だけ

酒臭いままで仕事 下手くそなお弁当なのに

今日も美味しかったって ごめんね

 


毎日一緒に居たみんなと 会わなくなって

"お互い大人になったね"なんて

ねぇ まだあの頃の夢を見させて

 


何も変わってないのは

わたしだけじゃないって言って欲しい

 


蝉の声が消える頃 金木犀が香り始める

そのほんの一瞬に置き去りなまま

わたしだけじゃないと言って欲しい